この旅は、私をいろんな「気持ち」にさせてくれました。 最初の「気持ち」は感動です。入ったことのない土地には私が住む土地にはない山や畑や田んぼがありました。 いつもは見ることのできない光景にものすごく感動しました。 もっともっとあの綺麗な光景を見ていたかったと心から思います。
次の「気持ち」は嬉しさです。 私は民泊がこの旅の中で一番不安でした。 普段人と話すのは得意なのですが、全く知らない人のお家で一晩泊まるというのが、少し怖いという気持ちでもありました。 なので私は民泊の方と話せるのかなと思っていたのですが、民泊のお父さんお母さんは私たちを自分の子どものようにかわいがってくださいました。 一緒に夜ご飯を作って、私たち高校の話やお父さんの写真の話をしたり、いろんな話をできて素直に嬉しく思いました。
次の「気持ち」は悲しさです。民泊は1日しか泊まることができなかったので夜寝るときもう明日にはここにはいないと思い、寝るのが嫌で悲しかったです。 ですが、時間は進んでしまいお別れの時間になってしまいました。 私は、この一晩でお父さんお母さんに色々なことを聞き、見て学びました。私はこれを一生忘れません。 これが今の私の「気持ち」です。
中学の頃にも奈良県に修学旅行に行ったが、中学の頃とは違うことが一つありました。 それは民泊です。 最初はまだ民泊というものがどういうものか想像もつきませんでした。 だから半分楽しみな気持ちがあって、半分不安な気持ちがありました。
入村式が始まって初めてみた時、ホストファミリーが優しそうで安心しました。そのあと明日香村についての歴史を学べる場所にたくさんいきました。 歴史の授業で習っていないところなど知らないところも聞くことができました。 家に帰って最初はみんなでお菓子を作りました。 和菓子作りは初挑戦であり美味しかったので、今でもあの味は忘れません。
ご飯は明日香の伝統料理・飛鳥鍋といなり寿司などを作りました。 特に、飛鳥鍋は食べたことがなかったのですごく思い出に残りました。
料理作りはたくさんコミュニケーションが取れたので仲も深まりました。 折り紙で、采女を作りました。細かい作業がたくさんあって難しかったですが、とても楽しく仲良く作業することができました。
最後、離れるのが寂しくなったのは、Sさんといっしょにいて楽しかったからだと思いました。 民泊は楽しいだけではなく、たくさんのことを学べて自分にとってプラスになることがたくさんありました。 コミュニケーションにより仲良くなったり、知らない一面を知る機会が増えました。
Yさんとの民家ステイで特に印象に残ったことは、夕食や朝食などの場面で感じた家族の温かさです。 改めて家族の大切さを学びました。
最近、ご飯の時間はひとりで食べることが多く、あまり家族で食べることが少なくなってきています。 そんな日々に、Yさんの民家ステイがやってきました。 そのおかげで、家族の大切さを思い出しました。これからは家族との時間を大切にしていきたいと思います。
2日間、本当にありがとうございました。
最初にFさんにお会いした時、「とても安心できる民家ステイ体験になりそうだな」と思いました。 そこからの出来事はとても夢のような幸せな時間でした。歴史博物館を見たり、畑で野菜を取ったり一緒にご飯を食べたりしたことが最高の思い出になりました。 Fさんと過ごした時間は1分1秒も忘れません。 奈良県はとても良い所なのでまたFさんに会いに行きたいです。
修学旅行先を決める際に一番大事にしたことは、総合的な学習の実施が可能かということ。
飛鳥時代の歴史学習や農家での自然体験学習、我が家から離れ、環境の異なる家庭のルールに合わせて生活する社会体験学習など、さまざまなことができる場所として、大和飛鳥を選びました。
多くの生徒は民家ステイでの家族との交流が最も思い出に残っていると話しています。
ただ与えられたものを行うだけでなく、生徒が自分で物事を考え、課題や問題点を見つけて取り組んだことに意義があると考えています。